sulvamのショーではモデル自身の持っている個性を生かしつつ、衣装に対してのキャラクター作りが重要となります。
髪質はもちろんモデルさんの出ていく順番、どういう立ち位置なのかと言った細部まで想像しながら、「つくる」のではなく「活かす、寄り添う」イメージで作っていきます。ですので「綺麗」「かっこいい」にはなりすぎず、セルフスタイリング120%~150%という意識で今回も作っていきました。
テクニアートプリは、ナチュラルな感じを作っていくのにかなり使いやすくモデル全員に使用しています。そしてモデルの髪質やキャラクターによってルミノコントラストパーフェクターでツヤやかに軽く、オムワックス2でツヤを出しながらボリュームを抑え、最後にテクニアートのビーチウェーブを使用した後に頭を振ってもらい、意識的には作れない崩れ感を表現しました。
バックステージの現場は独特のスピード感や緊張感があり、その状況でAOKIさんとイメージを共有して表現していくという普段のサロンワークでは味わえないとても刺激的な一日で、無事にショーが終わった時は感動でいっぱいになりました。また機会があれば是非参加させて頂きたいと思います。