ロレアル プロフェッショナルがミラノコレクションのバックステージをサポート!
Hair Trend News
東京を含む、世界中で行われる800を超えるファッションショーをサポートし、ファッショントレンドに携わっているロレアル プロフェッショナル。ファッション界との強力な結びつきもあり、ロレアル プロフェッショナルサロンがファッションショーのクリエイションサポーターとして入ることができる環境を整えています。
2017/2/23 Maison / ATSUSHI NAKASHIMA
PLACE / PALAZZO REALE SALA DELLE CARIATIDI PIAZZA DUOMO
Main hair director / RYOJI IMAIZUMI(日本:SIGNO フランス:CALLISTE AGENCY)
Hair Keyword「『髪』を『紙』で表現する、星、ギザギザ、花魁」
今回は衣装のモチーフとして使われている星の形からインスピレーションを受け、星やギザギザなものをコンセプトにしています。そして「モノ」で表現するだけではなく「髪」のテクスチャーも加えていきたいと思い、「髪」をカラーコピーした「紙」で表現するという手法を選びました。この紙の素材が光にあたるとツヤっぽく見えるので、髪となじませていく際にツヤを出しながら面を整えていけるロレアルのエルネットサテンやテクニアートエアフィックスがとても役に立ちました。
今回はこの素材を製作するのが大きなポイントで、これを一から製作するのだけでもすごい時間を要するのですが、それをモデルの頭にフィットさせる土台となる素材も製作しているので数週間かかっています。
もう一つはデザイナーの中島さんがイメージされていたドレッドのような髪を、そこに和髪や花魁のような日本的要素を加え、ランウェイで歩いた時にふわっと、でもダイナミックな動きがありながら大胆に魅せれるようにアレンジをしています。今回は中島さんが私のこれまでのスタイルを研究されていて、事前打ち合わせの段階でイメージをしっかり共有し準備ができたので、本番までスムーズに進めていけることができました。
テクニアート プリ
<ローションミスト>
やわらかで自然な付け心地、 程よいセット力で根元を立ち上げ、 髪の流れを軽やかにキープ。
エルネット ピュール
<ヘアスプレー>
世界のトップヘアスタイリスに選ばれている、ハードタイプの定番スプレー。
テクニアート
エアー フィックス
<スプレー>
<スプレー>
ハードなセット力で自然なスタイルもしっかりキープ。ツヤ感を与えながら湿気や静電気を防ぎ、理想のスタイル、長持ち。
フランスにてジャンポールゴルチェのアシスタントデザイナー、セカンドラインの責任者を経て中島篤がスタートしたファッションブランド。2012年Mercedes-Benz Fashion Week TOKYOでコレクションを発表。2016年、「DHL Exported」の受賞によってミラノファッションウィークのランウェイショーを獲得し、ミラノデビューを果たす。
2017AW Concept
「DISSOLVE」
◆
ある場面から次の場面へ重なりながら構図が転換する。分解、そして再構築、同じ時刻における印象の変化。
作品説明
- 異なるアイテムを分解し再び1つのアイテムに再構築。同一アイテムは分解し連鎖的に再構築。場面が変化する際に現れる残像を表現。
- 毛抜け防止効果を兼ね備えた本物志向のファー調パイル素材を、ドット柄やチェック柄ジャガード織りで表現。
- 3Dテクノロジーを使ってデザインしたプリントシューズ。条件に応じて設計案が自動生成されるジェネレーティブデザインの考え方を基にした最適化ソフトによる強度的に合理的なデザインをベースにし、FDM方式の3Dプリントを取り入れ、構造解析を経て十分な強度を保たれる事を検証し、実体化。